レースラフティング

以前の記事でリバースポーツというカテゴリーの中に「ラフティング」があるというのを紹介しました。

どんなスポーツも競技化したものがあります。

ラフティングの場合は「レースラフティング」と言います。

名前の通りレースです。タイムを競います。

しかし、単純にタイムを競うというだけではありません。

大きく分けて4つの競技があり、それぞれ順位ごとに得点がつきその合算で競います。

その4つの競技を紹介していきます。

スプリント

名前のとおりの短距離走です。おおよそ200mくらいの距離をいかに速く下れるかというものです。瞬発力がモノをいう競技です。

ダウンリバー

おおよそ5〜7キロの距離をいかに早く下れるかという競技です。ラフトボート自体時速10キロも出ないので、7キロもあると1時間近くかかります。持久力が問われる上に、流れの早い場所を探して下る必要があるためかなり集中力が入ります。多くの大会ではこのダウンリバーにおける点数がいちばん高いです。

スラローム

あまり馴染みがない言葉かもしれません。スキーなどのスラロームと同じでゲート(ポール)がありそれを指定された順番に通ります。

ゲートは2種類あり緑色は上流から下流(ダウンゲート)赤は下流から上流(アップゲート)へと通過しなければなりません。ゲートに接触すると+5秒。通れなかったら+50秒のペナルティーです。戦略次第で体力をカバーできる競技ですが、失敗すると修正力が問われる非常にシビアな競技です。

H2H(ヘッドトゥヘッド)

2艇横並びでスタートしてどちらが早くゴールするかという、いかにもレースな競技です。ただボート同士の接触もOKで、直接相手のボートをどついたりしなければ割と何でもありというかなりグレーな競技です(笑)。正直見えないところでラフプレーはかなり多いです。ただ、ぶつかり合うので観てる側もかなり盛りがります。

主にはご紹介した4競技が主流です。大会によっては行わない競技があったり、点数配分が偏っていたりとまちまちです。しかしどれも見ているだけでも面白いものばかりです。

また、ご紹介した4つ以外にもラフティングクロスというスラロームとH2Hを掛け合わせた競技があったりとバリエーションも豊富です。

ぜひ一度ラフティング・リバースポーツは味わってみて欲しいスポーツです!!

オススメのゲレンデはまた次回以降ご紹介していければと思います!!

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